【葛西臨海水族園・ブログ】生き物好き必見!生物オタクがニッチな生き物を思う存分紹介

水族館

皆さんこんにちは。世界の街をテックテックTechPackersのかなWです。

今回は葛西臨海水族園で実際に見られる、少しニッチな生き物たちの生態を私なりの視点で紹介していこうと思います。

今回紹介する生き物たちは次のとおりです。

  • 今回紹介する生き物ジャイアントケルプ
  • シノノメサカタザメ
  • ユウゼン

これらについて、その基本情報とかなWのおすすめポイント・水族館内の展示場所についてまとめています。

普段は通り過ぎてしまう水槽も、また違った視点で見ることができること間違いなし!

ぜひぜひ読んでいってください〜

それではっどうぞ

1.海藻の王様「ジャイアント・ケルプ」

はいまず最初に紹介するのはこちら!

海藻の林展示よりジャイアントケルプです〜!

(https://peapix.com/bing/5465 より引用)

(※主役は魚ではなく、海藻です(笑))

まずは基本情報!

基本情報

  • 分類:褐藻綱コンブ目コンブ科オオウキモ属
  • 学名:Macrocystis pyrifera
  • 生態:最大 50m にもなる世界最大の藻類
  • 分布:カリフォルニア湾以北の北アメリカの東海岸など(下図参照)
ジャイアントケルプの自生地(他にも南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどで見られる)
(https://www.aquamaps.org/receive.php?type_of_map=regularをもとにかなWが作成)

かなWのおすすめポイント

この海藻のおすすめポイントは基本情報にも書きましたが、全長50〜60mになる世界最大の海藻であると言う点です。

全長50〜60m というと何と奈良の大仏と同じくらいの大きさです。

(かなWが作成)

ですがですが、デカイだけではありません。

この巨大な海藻は非常に豊かな生態系をもたらします。

実際、この藻場にはカニなどの甲殻類、ウニやヒトデなどの棘皮動物、魚類、そしてアザラシやラッコなどの海獣類など非常に多様な生き物たちが暮らしています。

(https://seaotter.jimdofree.com/2016/07/21/how-sea-otters-help-save-the-planet/ より引用)

特に皆さんのよく知るラッコは、海流により藻場から流されないよう、このジャイアントケルプをクルクル巻いて寝るという愛くるしい行動が知られています。

(ラッコはこの藻場がないと生きられない〜!)

展示場所

館内では以下に示すように海藻の森で展示されています。

ジャイアントケルプ の展示場所(https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/map.html をもとにかなWが作成)

一階の東京の海の横で展示されており、普段はスルーされがちな場所ですが、ぜひ立ち寄ってみてください。

葛西臨海水族園 海藻の森にてかなWが撮影
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2.エイとサメのハーフ?!「シノノメサカタザメ」

次に紹介する生き物はシノノメサカタザメです

シノノメサカタザメの写真(かなWが撮影)

基本情報

  • 分類:軟骨魚綱ガンギエイ目シノノメサカタザメ科シノノメサカタザメ属
  • 学名:Rhina ancylostoma
  • 生態:最大で体長 2.7 m
  • 分布:インド洋からインドネシア近海・オーストラリア北部まで広く分布(下図参照)
シノノメサカタザメの分布
(https://www.aquamaps.org/receive.php?type_of_map=regularをもとにかなWが作成)

かなWのおすすめポイント

見た目はエイとサメを足して2で割ったようなとっても不思議な魚です!

体の前側は平たくエイのように見えますが、体の後ろ側はサメのような背ビレを持っています。

最初は名前にサメとついていることからサメの仲間なのかなと思ってしまいますが、分類上はエイの仲間になります。

サメとエイを言いすぎて頭がこんがらがってくる・・・(笑)

普段はのそのそと海底面を泳ぎ、カニなどの甲殻類や小魚を捕食するようです。

赤ちゃんを直接産む胎生の魚であったり、いろいろな面白い特徴を全て詰め込んだような魚です!

展示場所

葛西臨海水族園では、スマたちと一緒に、大洋の航海者エリアに展示されています。

シノノメサカタザメの展示場所(https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/map.html をもとにかなWが作成)

入って最初の大きな水槽なのでぜひじっくり見てみてください!

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3.まるで友禅染め!「ユウゼン」

最後に紹介するのはユウゼンです!

ユウゼンの写真(かなWが撮影)

(すばしっこくてあんまり綺麗に写真が撮れませんでしたが、頑張って格闘したので載せておきます(笑))

基本情報

  • 分類:条鰭綱スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属
  • 学名:Chaetodon daedalma
  • 生態:ときに30匹以上の群れになる「ユウゼン玉」と呼ばれる現象が知られる
  • 分布:小笠原諸島周辺海域(下図参照)
ユウゼンの分布
(http://www.obis.org.au/cgi-bin/cs_map.plをもとにかなWが作成)
(東京沿岸に本当にいるかは不明)

かなWのおすすめポイント

ユウゼンはチョウチョウウオの仲間で、(ほぼ)小笠原諸島周辺海域の固有種です!

沖縄や奄美の海でもわずかに観測されているみたいですが、ほとんどが小笠原に生息しています。

名前も友禅染めから来ており、日本を代表する魚と言っても過言ではないでしょう!

その特徴はなんといってもシックな黒色とその名の通り友禅染が如く散りばめられた銀色の斑点です。

また、普段はオスメスのペアで過ごしているユウゼンが、ときに30匹以上の群れになる「ユウゼン玉」と呼ばれる現象も知られています。

群れる理由は繁殖のためと言われていたり、魚の卵を集団で食べるためとも言われています。

そんなユウゼンの生態は葛西臨海水族園の方々によって行われており、今後より詳しい生態などが明らかになっていくことと思います。

知る人ぞ知る葛西臨海水族園の隠れキャラですのでぜひ観察してみてください!

展示場所

展示場所は東京の海というエリアです。

ユウゼンの展示場所(https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/map.html をもとにかなWが作成)

このエリアには他にも小笠原から東京湾までさまざまな魚が展示されています。

私もへえ日本にもこんなにいろいろな魚がいたんだなあと思わず、魅入ってしましました

ぜひぜひ立ち寄ってみてください!

ちなみに小笠原諸島についてはこちらの国立公園の特殊でも紹介されているのでぜひぜひ読んでみてください。

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