【葛西臨海水族園・エトピリカ】赤く目立ったクチバシの秘密とは?生物オタクが徹底解説!

水族館

皆さんこんにちは。世界の街をテックテックTechPackersのかなWです。

今回は東工大で生物多様性を研究している私が、

葛西臨海水族園で見られる水鳥、

エトピリカについて徹底解析して行きます!

Gregory "Slobirdr" Smith, CC BY-SA 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0より引用
  • 今回紹介することエトピリカの基本情報
  • エトピリカを展示している水族館について
  • 葛西臨海水族園で一緒に見られるウミガラスについて
  • エトピリカとよく似たパフィンについて

それではっどうぞ〜!

※葛西臨海水族園の営業状況については、ホームページを参照して下さい

1. クチバシの美しい鳥「エトピリカ」

まずはエトピリカの基本情報から

基本情報

  • 分類:鳥綱チドリ目ウミスズメ科ツノメドリ属
  • 学名:Fratercula cirrhata
  • 生態:海に生息する海鳥で、夏と冬で羽毛が生え変わる
  • 分布:北太平洋に広く分布
  • 体長:全長で40cmほど

 

エトピリカは北太平洋に広く分布する海鳥です。

生息地はこんな感じ。

IUCNの RED LISTより引用 (2021/03/20)
(https://www.iucnredlist.org/species/22694934/168852266)

日本だと野生個体は北海道東部の太平洋岸の島々や岬で見られるみたいですね。

 

さて、そんなエトピリカの特徴は、なんと言っても

おしゃれなクチバシ!

それもそのはずで、エトピリカの名前の由来はなんとアイヌ語の

『エト(クチバシ)+ピリカ(美しい)』です。

この赤い特徴的なクチバシ、実は繁殖期にのみ見られます。

繁殖期が終わるとどうなるのかというと、、、

はがれ落ちます!!!

取れた嘴を自慢するエトピリカ(かなWが描写)

そうっエトピリカのクチバシに隠された秘密とはクチバシが生え変わるということです!

調べてみたところ、ペリカン類やペンギン類の一部でもこのようにクチバシが剥がれ落ちる現象が知られているみたいです。

東京ズーネットにも記事がありました。

綺麗なクチバシも毎年生え変わるなんておもしろいなあ〜

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2. エトピリカを見るなら・・・

日本でエトピリカが展示されている動物園・水族館は、以下の5つです

  • 福島海洋科学館
  • アクアワールド茨城県大洗水族館
  • 鴨川シーワールド
  • 葛西臨海水族園
  • 大阪海遊館

(大洗水族館以外は日本動物園水族館協会の飼育動物で検索)

今回はその中でも、葛西臨海水族園に着目しました。

葛西臨海水族園は都内から近く、東京近辺だと最も手軽にエトピリカを見ることができる水族館です。

さらに葛西臨海水族園では、同じくウミスズメ科のウミガラスも同じ水槽で展示されています。

ウミガラスちゃんはこんな鳥です。

写真提供 Sowls Art, USFWS から Pixnio より引用

なんだかペンギンみたいですが、ペンギンとは(目レベルで異なる)遠縁な鳥です。

むしろ、このエトピリカと同じウミスズメ科でエトピリカと系統的には近い海鳥になっています。

ペンギン目とチドリ目ウミスズメ科の鳥類の系統関係の比較
(かなWが作成)

ですが、ウミガラスは狩の形態はペンギンとよく似ており、

北半球におけるペンギンと(ニッチが)似た種として、

平行進化の研究がなされていたみたいです。

(参考:https://www.pen-t.com/shinka/umidori.htm)

ちなみに葛西臨海水族園にはペンギンもたくさん飼育されています。

葛西にはペンギンもたくさん!

葛西臨海水族園では4種のペンギンが一気に見られる!

【葛西臨海水族園・ペンギン】あのヒナは今だけ!生物オタクがペンギンを徹底解説

様々な海鳥が展示されている葛西臨海水族園なら、
それぞれ比較しながらじっくり観察できるからおもしろい!

兎にも角にもエトピリカを見るなら、葛西臨海水族園がおすすめです!

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3. まゆ毛なしエトピリカ「パフィン」

突然ですが、クイズです!

今回紹介しているエトピリカはどっちだったでしょうか?

正解は

右の鳥は、パフィンと呼ばれる同じツノメドリ属の海鳥です

よく似ていますが、一番大きい違いは目の上の飾りの有無ですね。

エトピリカの場合は目の上にふさふさしたまゆ毛のような飾りがついています

実はエトピリカは英語で Tufted Puffinと呼ばれており、

これは「房(ふさ)をつけたパフィン」という意味になります。

ちなみにエトピリカも冬毛の時はまゆ毛が薄く(?!)なるので

より一層見分けがつきにくくなります(笑)

冬毛のエトピリカ

パフィンのかわいいところとしては、

こんな風に一度にたくさんの魚をくわえることができる点です!

魚を加えるパフィン(かなWが描写)

これはクチバシに特有のギザギザが付いていることから為せる技だそうです。

残念ながら、この鳥は葛西臨海水族園では見られませんが、那須動物公園で飼われているみたいなので

興味がある人はぜひ行って、エトピリカとくらべてみて下さい!

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4. まとめ

はいっ今回はエトピリカについて紹介しました!

エトピリカはクチバシが特徴的な海鳥で、葛西臨海水族園で展示されています。

よく似たパフィンウミガラスペンギンと比較しながら観察するのがかなWのおすすめポイントです。

ぜひ葛西臨海水族園に行った際は見てみて下さい!

他のブログでも生き物たちの知っ得な情報が満載ですので、ぜひ読んでいってください!

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