皆さんこんにちは
世界の街をテックテックTechPackersのかなWです。
今回は世界の動物紹介ということで、アフリカはタンザニアに1500種類以上もいると言われているお魚、シクリッドについて紹介して行こうとっ思います!
(ちなみに私は現在このシクリッドの多様性について研究していて、今回はその布教回なので少し暑苦しいところもあるかもしれませんが、どうぞ最後まで楽しんで読んでいってください〜)ボソ
1.タンザニアってどんな国?
さてさて、今回の主役となる国は東京から約11,700 km アフリカはタンザニア です。
場所はここ!
はいっ一応地図を出してみましたが、なんとなくしか、聞いたことない人も多いのではないでしょうかね。
ということで以下に大まかな基礎情報をまとめておきます。
首都 : ドドマ(法律上の首都であり、国会議事堂が置かれている)
言語:スワヒリ語(国語)、英語(公用語)
面積:94.5万km2(日本の約2.5倍)
人口:5,632万人(2018年:世銀)
(参考:外務省のホームページ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/tanzania/data.html)
ざっとこんな感じですかね〜
産業だとコーヒーとか、カシューナッツとかが有名ですよね。
あと、治安はそんな悪くないみたいでコロナウイルスの危険がなくなれば、普通に渡航することができそうです。
実際広大な大地に広がる自然は、一生に一度は見てみたいものですよね〜
上の写真ようにタンザニアにはンゴロンゴロ保全地区やセレンゲティ国立公園を始め、さまざまな自然保護区が存在しています。
私も小さい頃、ケニアに住んでいた(らしい)のでなんだか昔懐かしと言った気分になりますねぇ
(まっほとんど覚えていないんですけどね(笑))
さてさて、そんなザ・アフリカ!みたいな国ですが、今回注目するのはタンザニア周辺にある3つの湖です!
その名も、、、
ビクトリア湖
マラウィ湖
タンガニーカ湖 (デデン)
ということで、次の章へ行ってみましょう!
2.アフリカの三大湖
先程、アフリカには三つの大きな湖を紹介しましたが、実際どれくらいの大きさだと思いますか〜?
なななんと!
1番小さいマラウィ湖で29,600 km2 です!
大きすぎてあんまりパッとしませんよね(笑)
>日本で北海道の次に大きい岩手県が15,000 km2くらいですから、なんと岩手県の約2倍の大きさということになります!
えっデカ!!!
思わず、タカシもびっくりですね(笑)
ちなみに他の湖も含めてまとめておくとこんな感じです!
面積 | 平均水深 | |
---|---|---|
ビクトリア湖 | 面積68,800 km2 (世界第3位) | 平均水深40 m |
マラウィ湖 | 面積29,600 km2 (世界第9位) | 平均水深292 m |
タンガニーカ湖 | 面積32,900 km2 (世界で6位) | 平均水深570m(最大水深はバイカル湖に次いで2位) |
よくみてみるとマラウィ湖やタンガニーカ湖も水深がすごく深いこともわかります。
それもそのはずでこれらの湖はいわゆる地溝湖で大陸の裂け目に水が溜まったような状態になっているわけですね。
なんとも雄大な湖ですなぁ〜
さて、詳しくは次の章で話しますが、中を覗いてみるとそこはまさにお魚天国です!
タンザニアの人たちもここで漁をして暮らしいている人も多いみたいですね。
まさに雄大な自然が人の営みも支えているわけですなぁ〜
なんとも感慨深く思います。
ということで、次の章では湖に生息するシクリッドというお魚に注目して話していきましょう!
3.不思議なお魚シクリッド
さてさて、アフリカ三大湖に生息するお魚ということで、皆さんはシクリッドという魚をご存知でしょうか?
こんな奴らです!
まぁおそらくは知らない人が多いことと思いますが、マニアの間では意外と人気なお魚なんですよ。
有名で水族館にもよくいる奴らだとエンゼルフィッシュもシクリッドの仲間なんですね〜
(住んでいるところは南米ですが)
えーそれでも淡水魚だし、なんか地味やなぁと思った、そこのあなた!
もう少しだけ読んでいってください!
それじゃあ肝心のシクリッドの何がすごいのかっていうところなんですが、、、
なんとこの生き物全体で2000種以上 もいるんです!
えっどういうことって思われるかもしれません
ですがシクリッドっていうのは分類における一つの科(ヒト科だったり)に属する生き物の総称なんですね
ちなみにこの2000という数字はとっても大きくて、脊椎動物の中では堂々の1位 なんですよ〜!
さらに、さらに!その大部分は先ほど紹介した三大湖に生息しています。
参考にする文献にもよりますが、ヴィクトリア湖で〜500種、マラウイ湖で〜500種、タンガニーカ湖で〜300種ほど生息しているとも言われています。
各湖の固有種も多く、様々な形・色・行動が見られまさに天然の淡水水族館といったようなところでしょうか
はいっ色々情報が出てきましたが、
とにかくシクリッドって言う魚たちがアフリカのでっかい湖にちょーたくさんの種類がいて面白い!
ってことが分かっていただければここまでの記事の要約は完璧です!
さて、最後にせっかくなので進化的な側面を少し話して、この記事を締めようと思います
4.シクリッドと進化
さてさて、なんだか熱く語ってしまいましたが、一旦落ち着いてシクリッドと進化のお話をして行こうと思います
シクリッドはさまざまな種がいて、それらの多くアフリカの三大湖に住んでいるってことはすでにお分かりいただけたと思います。
実はシクリッドにはもう一つ面白いところがあってですね、それは各湖の種において遺伝的にとっても近いってことなんです。
まあとてもざっくりと言ってしまえば、アフリカ三大湖のシクリッドたちはみんな親戚同士ってことですかね。
(色々と怒られそうな言い方ですが、あしからず)
そんな親戚同士のシクリッドたちですが、先ほどから説明している通りとっても多様な生き物です
設計図(DNA)はそっくりなのに完成品(表現形)は多種多様なんてやっぱり何とも面白いですよね。
他にも、、、
どうしてこんなに爆発的に増えたのか?
どうしてたくさんの種類ができたのか?
どうやって環境に適応進化していったのか?
などなど疑問は尽きません。
さらにさらに、ビクトリア湖は成立してからたった1万5千年ほどしか経っていないんじゃないかっていうことも言われています。
1万5千年といえば進化において一瞬の出来事ですから、どうしてそんな短期間のうちに、
この爆発的な多様性 が獲得されたのかというのは生物進化をやっている人にとっては
とてもとても不思議で、面白いことなんですよ〜
そうした不思議がたくさん詰まった魚たちですから、現在も世界中で様々な研究者がこぞって研究しています。
いつかきっとこのシクリッドから進化の不思議がたくさん解明されるかもっ
一見すると地味な魚ですが、そんな研究者の夢がたくさん詰まった魚なんですね
ということでタンザニアの話に始まりながながとお魚の話をしてしまいましたが、
もっともっと知りたいって人はぜひぜひコメント待っております。
それではまた、世界のどこかでお会いする日まで
カワスイにシクリッドがたくさんいるのでぜひこっちのブログも読んでみてね〜
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