前回、ウラジオストクを紹介しました。今回はシベリア鉄道に乗って10時間のハバロフスクを紹介していきます。
ハバロフスクはこちらです。
今回はハバロフスクを紹介していきます‼︎
中露国境
ハバロフスクは中国との国境沿いに存在します。もともと、ハバロフスク近くの大ウスリー島は中国とロシアの国境紛争地でもありました。2004年に中国とロシアの共同管理下に置かれ、2008年には大ウスリー島を半分に分けることで国境線が確定した地でもあります。
つまり、両者「ひきわけ」ということです。
これは、日本とロシアの北方領土の問題でも使われています。
現状、具体的な解決策が決まったという訳ではありませんが、北方領土問題でも両者の妥協により「ひきわけ」になるのではと言われています。
そんな、重要な知見をもたらしてくれる土地がハバロフスクです。
ハバロフスクからは、大ウスリー島とツアーもありますので参加してみるといいかもしれませんね
ハバロフスク最高やで
ここからは、ハバロフスク観光についてご紹介していきます。
駅を背に真っ直ぐ進んだあたりに、地元の大きなマーケットがあります。
マーケットの中には美味しそうな果物や野菜が並んでいます。
白人の方以外にも、アジア系の方も多くいて皆さんロシア語を喋れるようでした。
東南アジアの国とは違って、区画がしっかり整理されていて衛生状態もよかったです。生肉も外に放置されておらず、綺麗な印象を受けました。観光客がいないからか、客引きもまったくなく、ゆっくりマーケットの中を見て回ることができました。
少し進んだところには、室内のマーケットがあります。室内は冷房が効いていて、お肉などの生鮮食品やチョコレートなどのお菓子が販売されていました。魚はあまり見かけませんでした。なぜだろう? いろいろ調べてみましたが分かりませんでした。すいません🙇♂️
お肉売り場では、なんと、肉を斧で切っていました‥ いやいや、モンハンの世界かよw
それにしても切っている人のガタいがエグい。身長2mはあるんじゃないかな。もはや、人をも殺しそうな勢いで斧を振り下ろします。
恐ロシア
マーケットを後にし、博物館を訪問しました。
博物館の中では、館内の人が一生懸命に説明してくれたのですがロシア語初級者の私にとっては内容は全くわかりませんでした。
あ、一応 ロシア語初級取ってますw
唯一、分かったのがこの方。
ワレンチナ・テレシコワでしょうか。世界で初めて宇宙に行った女性飛行士です。この方だけは、なんとなく分かりました。
あとはソ連のなごりのものが多かったように感じます。
博物館の後は、川沿いを歩きました。
きれいな教会が立っています、
出会いは旅を面白く
最後に、今回泊まった宿がKayut-Kompaniya なんですが、ここで韓国人の子と仲良くなってしまい夜飯を外で食べました。
彼は、日本に何度も訪れているらしく、「韓国来いよー」と終始言っていました。いやー、いきたいのは山々なのだが、近いが故に行かないw
驚くことに、彼はこの後3日かけてシベリア鉄道でイルクーツクに向かうそう
あとで、インスタで彼から聞いた話ですが「(3日鉄道は)流石に地獄だった」と言っていました。そりゃー3日も電車内にこもってたら死んじまうよ‥
僕は、ボルシチと
ピロシキをいただきました。ボルシチは真っ赤なのにも関わらず、さっぱりしていて美味しかったです。ピロシキは、中にホカホカのお肉が包まれていてお肉パイを食べているようで美味しかったです。
まとめ
ちなみに、彼とは
市内の噴水の前でパシャリ
ホテルに帰った後も、ビール飲みながら歓談しました。偶然、樺太のユジノサハリンスク出身の人も混ざり、ロシアのこととかをたくさん教えてもらいました。
全体を通してユジノサハリンスク いやー楽しかった。 面白い人に出会えたのもありますが、ハバロフスク自体が最高な街でした。飯は美味しいし、綺麗やし、落ち着いた街だし、すごい楽しめました。
近年ですが、ロシアと中国の国境が多国籍の人にも開放されて行き来できるようになったらしいので行ってみたいですね。
川沿いに、越境用の港がありました。確認済みです。だれか、行きません?